【離婚コラム】離婚問題について弁護士に依頼をするメリットがある具体的事例

このコラムでは,離婚問題で弁護士に相談するメリットがある具体例を示します。

架空の事例ですが,Aさんは,事情があり離婚をすることを決意しました。

しかし,ご自身のみで離婚手続を進めるべきか,弁護士に相談しつつ進めるべきか悩んでいます。

それでは,Aさんがご自身の離婚問題について,弁護士に相談するメリットがあるのはどのような場合でしょうか。

夫婦間で離婚意思が一致しない場合に弁護士に相談するメリットがあります。

第1は,夫婦間で離婚の意思が一致していない時に弁護士に相談をするメリットがあります。

例えば,Aさんは夫と離婚をすることを希望しているが,夫は離婚を希望していない場合,当事者で話し合いを続けても話が平行線になってしまい問題の解決になりません。

このような場合,一方当事者が離婚を希望していなかったとしても,法律上の離婚事由を充たせば離婚が認められることになります。

しかし,離婚事由の有無の判断をするためには,法的知識を要するため,ご自身のケースにおいて離婚ができるか否かを判断することは簡単ではありません。

このような場合において,弁護士に相談することによって,離婚ができるのかそれともできないのか見通しを得ることができます。

そして,仮に離婚ができる見込みであれば,今後どのような交渉を進めるべきであるのかがわかります。逆に,すぐには離婚ができない見込みであっても,今後離婚をするためにはどのような準備をすればよいかということも知ることができます。

したがって,夫婦間で離婚の意思が一致していない時には弁護士に相談をすることをお勧めいたします。

財産分与において争いがある場合に弁護士に相談するメリットがあります。

第2は,離婚に伴う財産分与で争いがある場合に弁護士に相談をするメリットがあります。

例えば,Aさんは夫と共同でマンションを購入したところ,購入代金の4分の1をAさんの親から援助してもらいました(マンションの持分は夫婦で各半分とします。)。

購入代金の残額は,夫が住宅ローンを組みローンの返済を続けた結果,完済しました。

このような事情のもと,Aさんは夫と離婚の合意ができましたが,夫は自分がローンを払っていたのでマンションは自分がもらうと言い張っています。

このような事案では財産分与が問題となります。財産分与とは,夫婦の財産(名義が夫であるのか,妻であることは関係なく,婚姻中に形成した財産であれば夫婦の財産にあたります。)を離婚に伴って夫婦間で分割する手続です。

この財産分与にあたっては,基本的には,夫婦が婚姻中に形成した財産を各半分の割合で分割することになります。

しかし,この夫婦の財産が何であるかということで揉めることがあり,例えば,結婚中に相続した財産がある場合や,親からマンションの頭金の贈与を受けた等の場合には,財産分与が争点になることが比較的多いです。

上記Aさんの事例では,Aさんが夫から適切な額の財産分与を受けるためには,夫の主張が本当に正しいものであるのか,また,Aさんが財産分与として受け取ることができる金額がいくらであるのかを正確に把握する必要があります。

もっとも,正確な財産分与額の計算は複雑であるため,財産分与として受け取ることができる見込み額がいくらであるかを把握することは簡単ではありません。

そこで,このような場合に弁護士に相談・依頼することによって,受け取ることができる財産分与額を把握した上で,証拠関係を踏まえて,財産分与に関し,自己に有利な交渉をすることができます。

このようなメリットがあることから,財産分与において争いがある時には,弁護士に相談をすることをお勧めいたします。

離婚原因が浮気の場合に弁護士に相談するメリットがあります。

第3は,離婚原因が浮気の場合に弁護士に相談をするメリットがあります。

例えば,Aさんは夫が浮気をしていると確信したため,夫と離婚をすることを決意しました。このような場合,Aさんは次にどのようなことをすべきなのでしょうか。

Aさんが,夫が浮気をしていることの確信をもったとしても,夫が浮気をしていることの証拠が無ければ離婚原因である不貞行為があったとは認定されません。

離婚原因である不貞行為の認定がなされないということは,夫が離婚を拒否した場合にすぐに離婚ができず,また,不貞を理由とした慰謝料の請求も難しくなることを意味します。

そのため,浮気をしていると考えた場合には,夫が浮気をしている証拠を集める必要があります。

そして,仮に,Aさんの夫の立場からすれば,Aさんが浮気に気付いていると感じたならば,すぐに証拠隠滅をする可能性があるといえます。

したがって,具体的な事案にもよりますが,Aさんとしては,すぐに夫に対し浮気の事実を問い詰めるのではなく,まずは証拠確保を行うことが適切であるといえます。

ただ,この証拠確保の方法の適否や,その証拠が持つ価値の判断というのは,事実認定の技術が必要になるため,できる限り早い段階で専門家である弁護士に相談をするのが一番です。

したがって,離婚原因が浮気の場合は,できる限り早期に弁護士に相談をすることをお勧めいたします。

終わりに

以上の事例は具体的事例の一部であり,その他の離婚事例であっても弁護士に相談することによって得られるメリットは多数あるといえます。

したがって,離婚について悩まれた場合は,東京都中野区所在の吉口総合法律事務所(最寄り駅は,東京メトロ丸の内線「新中野駅」になります。)までお気軽にご相談ください。

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